ロミ夫出逢い系サクラに挑戦!


ロミ夫はその日暮らしにも行き詰まり町角の怪しい求人広告に応募する。そこはノルマはないもののペ ナルティー激しい出会い系サクラバイトだった。
配属されたのはIT事業部若妻部。見張り役のオペレーターは眼鏡の松田坊主だった!

「じゃあためしにこれやってみて」
「で…できるワケッ…」
「君さー明日の食費にも困ってここに来たんでしょ?」
「う」
「ここで引き換えしたら明日…いや今日の夜から困るよねぇ?」
「うぅ…」
「他に仕事があればこんなとこ誰も来ないんだから諦めなって!」
「確かにその通りだ」
「よし!さあメール書いて書いて♪」

いいから夜中の二時にコンビニで待ってるから○出しさせて
あなた何市ですか?今すぐ会えるならHしてやるから100万円持ってきて
理想のパートナーを探してるんだから俺には一切質問するな、よこすな、クズが!

「何この気狂いども…?」
「大切なお客だよー。女性経験が圧倒的に少ないから教えてやって」
「でも日本語自体相当あやういですよ?」
「まあ基本的に馬鹿だからね」
「サブリナァ〜」
「何か言った?」
「いえいえ」

やりたくてやれない野郎を相手にするロミ夫の運命やいかに!?



「俺はホストをしてる川口在住の2にじゅu…」
「おいおいおーい」
「な!せっかく書いたのに…」
「誰が君の自己紹介をしろと言ったよ?もっとエロく!もっとありえない女を!」
「えぇ〜」
「モニターの向こうではやりたくてたまらない男がいるワケよ」
「はい…今すぐ会える人うずいてたまらない体をどうにかして☆こんな?いいんスか?」
「そうそうその調子だよ。適当にエロメール送ってれば一人か二人は必ずオナニー始めるから」
「そんなもんなんですか?」
「そんなもんなんです」



「やりましたよ松田さん!京都のりんりんと仙台のカズがエロトーク乗ってきました!」
「よーしでかしたこっから先は返信返信即返信だ。いいか手を休めるなよぉ?」
「リョーカイっす」

以後日本語を解さないもの同士の文字数で金を洗う一往復500円バトルが始まる。

ロ美「じゃあ深夜二時に山道で。100万円は現金で持ってけばいいのね?ところでスカートとズボンは とっちが好き?…フーッ」
「待ち合わせが決まってから時間を決めるのに20往復。さらに場所を決めるのに20往復。なかなかいい 調子だ」
「なんでこんなキャワイイ女がテメーに逆援するって思うんですかね」
「ウジわいてるから」
「なるほどー!」
「ほら返事来たから」
「うス!なに?フワフワのスカートがいいなあ(^^)/中に入ってあそびたいなーつ…だと?ふざっけん じゃねえ!スカートはフリフリに決まってんだろうが」
「ロミ夫君。ここ一応会社だから静かにね」
「はい!」
「じゃ面接行ってくるから頼むわ」

夜の公園を二人っきりで散歩しようね。そして恋人みたいに甘いキスをいっぱいしようね☆いきなり押 し倒しちゃうかも(T-T)メール代キツイからこれが最後のメールだから!次のメールのタイトルに会う 日にちを絶対入れてね!僕のこと信用してたら電話番号と自宅までの道順教えて!そしたら即H生射れ 中出ししてあげるから!

「はあ〜?」

ジェントルメンなロミ夫はキレた。



「カズさん。いきなりそんなこと言われてもこわいよ。アタシはちゃんと会ってからメアドとか教えた いな」
「りんりんさん。今日ビそんなことしたら病気があぶいですヨ☆」
「パートナーを探してるのは私も一緒。どうして本名や生年月日を教えるのを拒んだらいきなり罵るん ですか?社会的な立場もあって責任をともなう仕事ならこんなとこで女探す必要ないんじゃないですか ?」
「昨日はそう言ってたけど今日はメールなくて、約束ナシになったのかと…私なんかと会ってくれない ですよね…顔を見て帰ったんですよね…あ頭痛が痛い」

ロミ夫はノッていた。確かな手応えがあった。返事を寄越さなくなるヤツもいたが、かえって喜び泥沼 にはまる連中はかなりの実力者でロミ夫の視力と体力と精神力は消耗しきっていた。

「ただいま〜」
面接を済ませたMZDが帰って来た。
「いやー、かなりのギャルだったよ。少し騒々しくなるだろうけど、うまくいけば事務所を増やせるか もしれないね〜」

履歴のチェックを始める松田。そんなまさかのロミ夫履歴。
「おい…!」
「なんっすか〜?」
「なんっすかじゃないよロミ夫くーん…なに客に屑とか正論かましてんだこのタコ」
「タ…タコ?オレは8本足じゃないっすよ〜」
「お前、女心がわからないのか?男フィーバーはどうしたんだいメーンッ!」
「えっ、ええーっ!?」
「君ホストだったんじゃないのか?」
「俺はただのギャル男です」
「それなりにモテてきただろう、違うのか?」
「そっ…そんな俺はまだ二人しか…」
「まだ知り合って間もない異性に身をまかす、そんなトキメく女性の幻想を客に与えるために、そして 搾取するためにこのサイトラブフォーチュンはあるんだよ」
「でもオレマジに知らないし…」
「知らぬなら教えてやろうラブフォーチュン」
「ンッ…んンーッ!」

(想像力を働かせてドラッグ)













「身をもって体感したぜ…」
「ぜはぁーぜはぁー」

翌日出勤したらそこにひはなにもなかった。神マジック。



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